私的年間音楽ランキング2008 BEST10!!!!

10
ONE / 鈴木亜美

作詞・作曲・編曲:中田ヤスタカ
年間666位/0.8万枚


ONE(DVD付)

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鈴木亜美さんが2005年以降4年連続年間TOP10入りです。
今年はjoin企画は鳴りを潜め,結局中田ヤスタカさんに落ち着く。
join企画は新たなproducer選びの一環だったのかしら。

で,10周年記念シングルというこの曲。
メモリアルな歌になるのかな
と思いきや,いつもの中田ヤスタカ節。

中田ヤスタカさんも鈴木亜美さんではかなり攻撃的な音作りをしていると思うのね。
(MEGはもっと柔らかいもの。)
要するにバキバキなわけ(笑
Perfumeよりバキバキ。
彼女の歌声がこの10年紆余曲折あって力強さを伴ったというか。
それがあるから攻撃的なのかなぁと思うんだよね。

楽曲では
アウトロのベースとリズムトラックだけのところの部分が非常にオキニイリで。
あそこだけでもごはんは3杯ぐらいいけちゃうぐらい(意味不明

セールス的にも下げ止まりつつある,鈴木亜美さん。
来年は安室さんのようにいかずとも,
人気がまた上がればなぁと思います。
ということで10位。


9
Distance Love/光岡昌美

作詞:光岡昌美
作曲・編曲:BOUNCEBACK

800枚ぐらい


Distance Love(初回限定盤)(DVD付)

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なんか
ヒキコモリ系美少女だの
チワワ系美少女だの
いまだに方向性が定まっていない
Sister Q光岡昌美さんの2nd single。
作曲・編曲はなんとBOUNCEBACKでございます。

聴いてみると…
名曲ですねぇ。
「No way to say」のような
BOUNCEBACKのハデハデ系バラードでございます。

この曲は,なんといっても2段階あるサビ(いや,Bメロ⇒サビか。Bメロにしては豪華じゃない?)がよくて,
1段階目のサビ(Bメロ)は,まるで安堵感を表わすようなカンジで明るいカンジになるのに
2段階目でいきなり哀愁味を帯び始めて,楽曲全体をピリリと効かせている。

その境界線は,サビの直前に
まるでガラスの割れたようなシンバル音みたいなのが入っているでしょう?
(戻れない現実〜♪や変わらない幸せ〜♪のところ)
そこからなんか哀愁味を帯び始める合図みたいなんだよね。

これで初登場TOP100入りしなくてがっかりした覚えがある。
CDTVではTOP100入りしてたけれども。。。

8
60s 70s 80s/安室奈美恵

「WHAT A FEELING」
作詞:michicohttp://ja.wikipedia.org/wiki/MICHICO)、Keith Forsey、Irene Cara
作曲:大沢伸一michicoGiorgio Moroder
編曲:大沢伸一

年間18位/29.3万枚


60s 70s 80s(DVD付)

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やっと1位を獲得して
「ALARM」の時の初登場11位がホントウに悔やまれる
安室さんです。

80年代を象徴するかのようなフラッシュダンスを取り入れ,
見事に自分のHip-Popに昇華させているこの
「WHAT A FEELING」
をここでは推させていただきます。

そういえば自分,
大沢伸一曲スキだったんだよなぁ
ということをこの曲で再確認。
bird
とか
MONDO GROSSO
とかそういえばスキだったなぁと。
大沢さん曲をもう一度きちんと聴こうと想った曲でもあります。

この曲では大沢さんお得意のシンセで畳み掛けてくるトコロはまさに圧巻。

ということで
もちろん「NEW LOOK」も「ROCK STEADY」も聴いているし,
ベスト盤もヒット(Comeとか入っていないのが萎えるけど)したということで8位!

7
情熱の代償/ESCAPE / GIRL NEXT DOOR

作詞:千紗、加藤健
作曲:鈴木大輔
編曲:GIRL NEXT DOOR石塚知生

年間259位/2.8万枚


情熱の代償 / ESCAPE(DVD付)

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ガルネク3枚目のsingleは,

哀愁的なメロをのせた初めてのしっとりソング(?)

この楽曲は
80年代のダンスを彷彿とさせるようなリズムトラックであったり,
2番のサビに入る前にいきなり間奏が入ったり,
小仕掛けがいっぱいなされているのも興味深い。

「ESCAPE」はストリングスを映えさせつつも根はきちんと4つ打ちを踏んでいてデジタルJ-POPPERにはたまらない。
2番目のサビのリズムFILL INもたまらなくスキ。

ということで総合的に見て7位です。

6
diverge / mihimaru GT

作詞:hiroko、三宅光幸、Hidemi Ino
作曲:三宅光幸
編曲:三宅光幸守尾崇
年間304位/2.4万枚


diverge(初回限定盤)(DVD付)

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mihimaru GTは今年は武道館公演以外まぁ強いて言えば
失速の年
になってしまった感がつよいですが,
今年も一応応援してました。

で,この曲でございますが,
ヒップポップをきちんと踏襲していながらも
バラードなのに,ロック。
非常に不思議な曲。
せつなさの中にも激しさがあるというか。
こんなにギターかき鳴らすバラードなんてほかにないもんなぁ。

そして,miyakeさんのラップの位置がCメロとサビの間だけという,
また絶妙なところにラップを入れてくれまして!

来年こそはまた紅白返り咲きするぐらいがんばっていただきたい
ということで6位でした。

5
大声ダイヤモンド / AKB48

作詞:秋元康
作曲・編曲:井上ヨシマサ
年間109位/6.8万枚


大声ダイヤモンド(DVD付)

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キングレコード移籍第1弾で前回より8ヶ月ぶりのリリース。

Baby! Baby! Baby!からでも4ヶ月ぶりであるしかなりの力作のようなカンジがした。

疾走感あふれるロックポップスに
大好きだ!の連呼。
とてもImpactがあります。
そして,20人ほどでサビを大合唱するユニゾンも楽曲に勢いをつけさせていて。
なんせなら50人でやればいいのに(今,AとKとBあわせると50人だよね?)

それにしても何よりも最後の
「スキってコトバは最高さ〜♪」
のところがいいかな。

まぁAKBINGO!を見始めてしまったために思い入れがあるのでせふ(苦笑

ついにトータルセールスもモー娘を超し,Perfumeの次になってきたAKB48
来年もがんばってほしいですね。

紅白は事件による秋葉原のイメージ低下が落選理由のようです…。

ごくせんにゲストでこじはるさんって出てたんですね(苦笑
再放送で知った(笑

4
snow tears / 中川翔子

作詞:1pack market(yozuca*)、中川翔子
作曲:鈴木大輔
編曲:nishi-ken
年間167位/4.3万枚


snow tears(DVD付)

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結局こういうウィンターバラードって上位になるんだよね。
しかも今はGNDの鈴木大輔さんということで,
「ねがいごと/鈴木亜美」とか鈴木大輔さんバラードはもちろんスキで。
datのバラードはあまりだけど(苦笑

んで,楽曲は
サビはもちろんのこと,Cメロのところは哀愁たっぷりだし,
あと曲最後のアウトロの入り方がスキかな。
「届くように〜♪」の後のストリングスの入り方なんてネ申ですね〜。

ということで4位。


3
STARCAMP EP / 水樹奈々

(「Astrogation」)
作詞:Hibiki
作曲・編曲:陶山隼http://www.scoop.co.jp/jp/compo/jun_suyama.html

年間124位/5.8万枚


STARCAMP EP

STARCAMP EP

水樹奈々さんのsingleといえば,
矢吹さん系 or エレガ系に大別されますが
(アルバムは結構いろんな作家さんと手組んでるけど),
今回は新境地を選び,
陶山隼さんという声優系を手がけていたり,関ジャニ∞も多少手がけている新鋭作家さんと。BoAのBRAVEとかも陶山さんなのか。よく聞いてるわ。BRAVE

んで,これが名曲なのよ。
デジタルビートの上に颯爽と音をつむぐストリングスが絡み合い,ときどき随所に聞こえるピアノのアクセント音がいいんだわ!
そして,サビを2回繰り返すところがいい。すごいサビで攻撃的にたたみかけてくるこのカンジ!!
陶山隼さん、きちんとcheckしておこう。

たぶん再生回数年間1位はコレだと思います。

2
羞恥心 / 羞恥心

作詞:カシアス島田
作曲:高原兄
編曲:斎藤文護、岩室晶子

年間5位/47.2万枚


羞恥心(DVD付)

羞恥心(DVD付)

結局羞恥心ブームに乗ったうちの1人である。

高原兄さんといえば記憶が「大阪の女/島谷ひとみ」で止まっていたが,
今年,好きな作家さんに入りそうなんだけど(笑

というのも
この曲実によくできているのである。
実に往年の歌謡曲ノウハウを受け継いでいるのである。
70〜80年代のジュリー、少年隊、マッチ、光GENJIあたりに非常に意識しているのね。
今のジャニーズ歌謡でいえば,
Kinkiが山下達郎と組んでいたときと実によく似ている。

そして,打ち込みを使っているのをひた隠ししていて。
リズムトラックがドラムなのはやはり古臭い(ただし打ち込み)のも,
そこは80年代を追及すればおのずとこうなってしまうだろうし,
4つ打ちなんかにしたらむしろあまり売れなかっただろうし。
古臭くてもこのくらい追求すると逆に新鮮。

もちろん某所でこれが踊れるようになったのも今年の収穫だし,
お三方のブログをブックマークに入れていること自体,
のめりこんだ証拠でございます。
最近はあまり活躍できていない野久保さんを応援しております。

今想ったらこの曲「360°」あたりが歌っていそうだよね(わー分かる人皆無)
てか「360°」どこいったの?ググってもせうそこが出てこないんだけどorz


1
偶然の確率 / GIRL NEXT DOOR

作詞:千紗、加藤健
作曲:鈴木大輔
編曲:GIRL NEXT DOOR石塚知生

年間125位/5.6万枚


偶然の確率(DVD付)

偶然の確率(DVD付)


結局1位はこれなのです。
仕方ないのです。
好きなものは好きなのだから。

90年代のTKブーム以降,
宇多田さんのR&Bブーム,
CHEMISTRYなどソニーの男性R&Bブーム…
になってから
アイドルポップスまでもそのようなカンジに。
小室さんも変則R&B・プログレやトランスに傾倒。
浜崎さんもロックにいっちゃう。
ELTは「jump」あたりからなんか路線が変わる,
datは解散してしまう。
アニソンはファンタジックなものが主流。

ドJ-POPをやるグループなんてどこにもおらず。

皆さんは古臭い,真新しさがないとかいいますけれども,
実はここが空いていたポストだったんです。
そこにまた目をつけた

ユーロをよく聴いていた鈴木大輔さん,
少しだけデジタルJ-POPにかじった元Wish*の人,

そしてダンスをやっていたのだから太りはしないだろうというvo.。
実はvo.のコはMa-Kissという川崎限定でCDを出してたavex artist academyユニット,一回だけ自分は生パフォーマンスを見ているんだけども,
http://wc2007.info/dance/index.html
自分は「HARUKA」さんという方を見てた(笑
CHISAさんを全然見てなかった(笑


この曲,弾いてて分かったんだけど,
サビのメロが平坦すぎるの。
なんか「ソ」と「シ」と「ラ」ばっかりなんだよね。
サビの最初6小節なんて「それ自体が奇跡〜♪」の「奇」以外はこの3音で弾けるんですよ(笑

それをバックで鳴らしてそれをかき消し,見事に聴かせる歌を持ってきたのは鈴木大輔さんの手腕だと思います。


ということで1位は結局ガルネク
ガルネクは来年が勝負。

あゆ・こうだ・EXILEのようになるか
dream・AAA・datになるか・・